◇「多摩」の概念

東京都には以下の多摩郡が存在しましたが、現在は西多摩郡だけが名称が残り現在も使われています。
 東多摩郡(現在の中野区、杉並区 1896年廃止)
 西多摩郡(瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町)
 南多摩郡(現在の町田市、日野市、稲城市、多摩市など 1971年廃止)
 北多摩郡(現在の府中市、調布市、三鷹市、武蔵野市、小金井市、国分寺市、国立市、立川市、田無市など 1970年廃止)
このうち、東多摩郡、北多摩郡に山域はほとんどなく、南多摩郡には多摩丘陵があるだけで特筆する山はありません。
「奥多摩」は、この西多摩郡(瑞穂町を除く)を中心とした、北は埼玉県、西は山梨県、南は神奈川県の各県境に囲まれた山域と一般的に解釈され、ここに多くの山々が集中しています。
西多摩郡以外の山域としては、青梅市の青梅丘陵、八王子市の高尾山から奥高尾エリア、あきる野市の秋川丘陵・草花丘陵などがあり、地域として奥多摩とは呼べないが、東京多摩支部の「地元の山」として多摩百山に組み入れました。

 ◇ 多摩には約350の山がある

 島嶼部を除き、奥多摩、青梅丘陵、高尾エリア、秋川丘陵をはじめ、都内・近郊までを対象にすると、約350の山があります。
選定にあたっての抽出資料・基準は、国土地理院地形図、山と高原地図(昭文社)、日本山名総覧(白山書房)、日本山名事典(三省堂)、インターネット、実登による判断など。


1.標高(エリアでの最高点)
2.三角点
3.歴史・文化・物語
4.姿・たたずまい
5.展望・景観
6.花・樹木
7.ジャンクションピーク(踏み替え点、コース上の要衝)
8.山名
※危険度の高いバリエーションルート、2017年7月現在通行禁止となっている小川谷林道を利用する山域、避難小屋の利用が前提となるコース上の山は除きました。

◇以上の観点をもとに、45コース100山を選定
ひとつのコース上には、選定した山のほか、いくつもピークがあり、すべてのコースを歩くことで約230の山々を歩くことになります。