2018年 高尾山シモバシラ観察会         自然保護委員会



日時  2017年12月26日(水)
行程  高尾山口駅8:35→8:40ケーブル清滝駅8:50→9:10行者道口9:15→(びわ滝道・2号路)
       →10:25浄心門→10:45薬王院→(富士みち・3号路)→11:20もみじ台北斜面11:35→
       11:40高尾山山頂下ベンチ(昼食)12:15→12:20高尾山山頂12:25→
       (3号路・富士みち・薬王院・1号路)→13:35ケーブル高尾山駅→
       14:20ケーブル清滝駅(解散)
参加者 9名  一般:4名 会員:1名 スタッフ:4名
記録 文/野口正江  写真/河野悠二

 年の瀬が押し迫る中、「高尾山シモバシラ観察会」が行われた。一般募集は新聞に掲載を依頼した。他に登山教室受講生への案内、支部ホームページ、本部ホームページへの掲載をお願いした。当初11名の応募があったがキャンセルが相次ぎ最終的には一般1名、登山教室3名、会員1名とスタッフ&講師4名の合計9名 1班体制で行った。
 今年は暖かい日が続き、5日前の下見でも観察出来なかった事からスタッフは一抹の不安を抱えながらの実地となった。高尾山口駅前で受付をし、ケーブルカーの清滝駅前に移動。委員長より説明、スタッフの紹介などを行った後、出発。天気は曇り、気温も低く肌寒く感じられた。
 高尾病院脇の行者道より山道に入り、ゆっくりと説明を聞きながら歩く。人数が少ないおかげで講師の説明も全体に良く通り、皆真剣に聞き入っていた。

観察風景

カンアオイ






 キジョランの種子が所々に落ちていているのが目に付き、テイカカズラの種子との違いなどの説明を受ける。ジャノヒゲのブルーの実が美しい。この塊根が漢方で咳などに効くと聞き、こんな身近にある物だったのかと驚かされた。サルオガセが木から垂れ下がり、ミヤマフユイチゴの赤い小さな実、カンアオイ、シロダモ、ヤブラン、サイハイラン、ヤブムラサキ、オニシバリなど多数の植物を観察。目的のもみじ台下 北斜面にてシモバシラを探すものの見つけることは出来なかった。その後、登山者からの情報で「やまびこ茶屋」下にあると聞いたが確認出来なかった。意気消沈の中、昼食を食べ山頂に向かい記念撮影をする。

びわ滝道を登る

キジョランの種子


 下山途中、イイギリの赤い実が葡萄の様にたわわに実っていた。薬王院下ではコバノタツナミソウが咲いていた。ケーブル駅前でホンブナとイヌブナの違いを観察した。その後1号路を下山途中でキジョランの葉裏にアサギマダラの幼虫を発見し歓声が上がる。鮮やかな模様の小さな幼虫をカメラに収めようと皆が集まった。シモバシラは残念な結果に終わったが、このアサギマダラの幼虫を観察出来たことで皆の気持ちが少し軽くなったようだ。
 その後、ケーブル清滝駅前にて全員集合し解散。
 最後に一般参加の方から「皆に付いて歩けるか心配だったが、ゆっくり歩くので安心した。また、丁寧に説明してもらい勉強になった。楽しい時を過ごせて良かった」と感想を頂いた。