2017年9月 平日山行/城峰山


城峰山山頂にて

城峰山山頂にて

   日時   2017年9月21日(木)
   集合   西武秩父駅
   コース  西武秩父駅8:55−(タクシー)−9:30中郷登山口―準備体操―9:50発―
          10:30休憩628m地点10:40−12:20城峯神社(昼食)13:05−13:20城峯山山頂13:40
          −13:55石間峠13:55−鐘掛城―14:35林道@717m地点14:45−15:20西門平停留所
   コースタイム 5時間30分
   参加者  鬼村邦治(L)、石橋学(SL)、小野勝昭、河野悠二、北原周子、
          中原三佐代、荒井俊雄、石津谷悦朗、竹内恭江、植草由利 計7名
   記録   文・写真/石橋学


 古くから山岳信仰の霊山として知られる「城峯山」。山頂直下には創建1000年を超えると言われる「城峯神社」が静かに佇み、更に将門伝説が秘められている。9月の平日山行はこの「城峯山」に登った。
 10人の参加者で西武秩父駅からタクシーに分乗し、登山口のある中郷バス停で下車。この登路は参道というよりは登路の中で最も登山道らしい道。準備運動後、9:50に出発した。まずは民家の間の舗装路を登る。10分くらい歩いてから左の山道に入るが、殆ど歩かれてない様子で、いきなり蜘蛛の巣の洗礼をうけてしまった。よく手入れされた杉や桧の植林帯が続き、路傍にはムラサキツユクサ、アキノキリンソウ、ミズヒキ等が咲いていて目を楽しませてくれる。



中郷登山口入り口

中郷登山口



 日差しがあると汗ばむが、樹林帯の中は別世界、涼風が通り過ぎて快適だ。まさに秋の風を体感できる思いだった。標高が628mを越えた辺りで一本入れるが、意外に時間を要し、「なめていたかなー」と反省する。尾根が入り組んだ印象で、屈曲したり、巻き道があったり、起伏も多くて登頂の見通しを立てにくい。我慢して登って行くと、電波塔が前方右側に見えて来て、気持ちが楽になった。だが、そこからが長かった。山頂かと思ったら、違う方向へ下るということを何度か繰り返され騙され続けた。


林間を歩く

中郷・漆木登山ルート合流点



12半頃、石間峠から上がってくる車道に出て、そこから城峰神社の方へ入る。神社前の平地がキャンプ場となっていて、ここの展望台で昼食とした。
 今まで樹林の中を歩いて来ただけに、想像以上の展望に参加者全員が歓声を上げた。北原さんが用意してくれた資料の展望図で山座同定する。目の前の両神山は圧巻で、左側に甲武信岳、木賊山、飛龍山、雲取山等が間近に見えている。両神山の右側には赤岩尾根が続き、遠く御座山が見えている。ここで十分に満足感を得られたが、「山頂を踏まなければ」と、13時、城峯神社で手を合わせた後、1037mの山頂へ向かった。
 この城峯神社は、下総・猿島の戦いに敗れた平将門がこの山の洞穴に立てこもり、討伐にあたった藤原秀郷に打ち取られた。その後、将門の弟将平が最後の戦いに敗れ、乱の平定を期して秀郷が創建したと伝えられている。社殿には「将門」と金文字で書かれた扁額が架けられていた。
社殿脇からわずか20分ほどで13時20分頃に山頂へ登り着いた。電波塔の上に登り、パノラマ写真の同定板を備えた展望スペースでじっくり周囲の展望を楽しんだ。神社前の展望台を凌ぐ360度の開放的な展望は滅多に出会えない素晴らしいものだった。



展望台

城峰山神社参拝



展望台で全員写真を撮って、更に一等三角点標石の前でも写真を撮り、13時40分に下山を開始した。東へ向かい鍵掛城(1003m)に寄る。ここは戦国時代の城址で、武田氏が北条氏と戦う際に築いた出城だったところだ。
鍵掛城を後に南へ下山する。登路と比較して明瞭な道が続くことに驚いていたら、関東ふれあいの道になっていた。そのまま道を辿って、やがて標高730mくらいの所に通っている林道に下りて来た。小休止後に再び西門平を目指して下る。15時過ぎにバス停に着き、思い思い着替え、荷の整理、ストレッチをした後、15時39分発皆野駅行きバスに乗った。皆野駅に到着した後、駅で解散した。
秋を感じられる天気の下、涼風が吹き抜ける樹林帯歩き、360度の広大な展望、更には様々な秋の花々に出会えた爽やかな山行だった。


西門平バス停

鐘掛城跡






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